雑な人物紹介
熊本君…結構大きな外様クラス。
劇中では赤穂浪士の大ファンになってしまった4代目熊本藩主細川綱利役。
雑な史実説明(Wikipediaより)
熊本藩邸では大石内蔵助をふくむ17人の赤穂浪士を
預かることになった。
綱利は義士たちを一目見たいと、到着を待ちわびて寝ずに待っていた。
17士の到着後、すぐに綱利自らが出てきて大石良雄と対面した。
さらに綱利は、すぐに義士達に二汁五菜の料理、菓子、茶などを出すように命じる。
預かり人の部屋とは思えぬ庭に面した部屋を義士達に与え、風呂は毎回、湯を入れ替え、
「湯がやわらかくなるから」と全員をまとめて入れた。
「洗濯ものが庭先に干してあるのは見苦しい」として下帯も週に二度は与えた。
後日には老中の許可を得て酒やたばこも振舞った。
さらに毎日の料理も全てが御馳走であり、大石らから贅沢すぎるので、
普通の食事にしてほしいと嘆願されたほどであった。
綱利は義士達にすっかり感銘しており、幕府に助命を嘆願し、
またもしも助命があれば預かっている者全員をそのまま細川家で
召し抱えたい旨の希望まで出している。
しかし助命はかなわず赤穂浪士は全員切腹処分となった。
義士達は切腹後、泉岳寺に埋葬された。
細川綱利は金30両の葬儀料と金50両の布施を泉岳寺に送っている。
幕府より義士達の血で染まった庭を清めるための使者が訪れた際も
「彼らは細川家の守り神である」として断り、反対する家臣達にも庭を
終世そのままで残すように命じて、客人が見えた際には
屋敷の名所として紹介したともいわれている。